バスソルト入浴剤としての「岩塩」を解説!

美容女子ならずとも気になるヒマラヤ岩塩、一体何者なのでしょうか?
どんなメリットとデメリットがあるか、どんなものなのか、現時点で分かっていることをまとめてみました。

 

そもそもヒマラヤ岩塩とは、パキスタン・ネパール・チベット・インドなどの岩塩鉱床から産出される岩塩の総称です。

 

3億5千年前くらいの海水が地中深くに閉じ込められてマグマの熱で
結晶となったものなので同じ「塩」といっても一般的に海水から採れる塩とは性質が大きく異なります。

 

ヒマラヤ岩塩の効果

もちろん様々な効果がありますが、ここでは健康に関係するメリットを主に解説してゆきたいと思います。

 

デトックス・発汗効果

美容のためにたくさん汗をかきたい、と数時間お風呂に入っていた方には朗報です。

 

ヒマラヤ岩塩を入れたお風呂だと「健康のためにこれ以上は入らないで下さい」という上限があります。

 

それは「10分〜20分の半身浴(湯温は38℃くらいが目安)」です。

 

湯温もあまり熱くないし、長時間浴では決してないと思います。
なのに何故そこまで効果があるのかと不思議になりませんか?

 

仕組みは簡単で、ヒマラヤ岩塩を溶かしたお風呂では皮膚は
汗腺からミネラル分を取り込むという働きがあるためです。

 

身体は体内の濃度バランスを安定させるために
水分・老廃物を汗として出してしまう働きを持っています。

 

ヒマラヤ岩塩浴は普通のお風呂に比べて約4倍の発汗効果があると言われています。

 

そういう理由から、老廃物をどんどん外に出してくれるのでデトックスの作用もすごく期待できます。

 

ただ、ヒマラヤ岩塩を入れたお風呂は汗をかきすぎて脱水症状になる
おそれすらあるという「効きすぎる」お風呂なので、くれぐれも水分補給を入る前・入った後にしっかりとして下さい

 

塩素を除去してお湯を滑らかにする効果

そして水道水を使っているご家庭なら水質は気になると思います。特に都会に
お住まいの方は「塩素くさいんじゃないか、塩素の悪影響があるんじゃないか」と心配なのではないでしょうか。

 

それを意外なところから解決してくれるのがヒマラヤ岩塩です。

 

岩塩に含まれるミネラル分が塩素を中和してくれるので、結果的にお湯がやわらかくなります。
「お湯がやわらかい」というのは言い換えると「お肌に優しい(=皮膚への刺激が少ない)」ということです。
バスタイムがもっと充実すること間違いなしですね。

 

血行を良くしてむくみをとる効果

岩塩のミネラル分が水分と老廃物を出してくれます。お湯の温度で
身体がポカポカしていますから血行が良くなる条件は整っているわけです。

 

むくみというのは細胞が整理整頓を上手くできていないという状態なわけですから、
血行を良くして血液が働いてくれればスッキリと細胞がイキイキします。これも岩塩の効果ですね。

 

ヒマラヤ岩塩の使い方は?!

お風呂に溶かすかマッサージ剤としてお肌にすりこむかの2種類が一般的です。
ヒマラヤ岩塩には大きく分けて岩(ロック)タイプ・粒タイプ・粉タイプの3種類があります。

 

まず注意したいところはお風呂に溶かす場合はその大きさに注意しましょう。

 

岩タイプの岩塩で浴槽に傷をつけてもつまらないですし、踏んだりしたら大変です。

 

少しずつ様子を見ながらサシェ(布製の袋)の中に入れた
岩塩をお湯に沈めて溶けるのを待つのが一番良いかと思います。

 

あまり濃すぎても刺激が心配なので、最初は適量を知るために少しずつ溶かし、
もしもお肌や体調に異常がみられたらすぐにやめることがポイントです。

また、マッサージ剤としてお肌にすりこむ場合には、敏感肌の人はくれぐれも注意が必要になります。

 

普通肌の人であっても大きい粒を乱暴にこすりつけたり、最初からたくさん
つけすぎたり、十分に洗い流さなかったりはトラブルのもとです。
必ず「細かい岩塩を」・「様子見で少しずつ」使って、
使い終わったら必ず「よく洗い落とす」ことが大切です。

 

ヒマラヤ岩塩の種類

ここでは最もポピュラーな3種類を特にご紹介します。

 

ホワイトソルト

ホワイトソルトと呼ばれる岩塩は別名「クリスタル岩塩」とも言われており、色が純白に
近ければ近いほどうま味があると言われています。

 

ただ、ヒマラヤ岩塩そのものが食用には適さないと言う
意見が大半ですので、もしも料理などに使うのであれば専門家の指導のもと使用するのが望ましいでしょう。

 

ピンクソルト

 

独特の匂いがそんなにキツくない、比較的安く手に入るなどの理由から人気の岩塩です。
ヨーロッパでは気管支・喘息治療に使われるほどで、美肌効果や血管の調子・pH値を整えるはたらきもありますし美容を考える人に向いています

 

ブラックソルト

独特のくさみ(硫黄臭)がありますが、塩素除去力と酸化還元力(つまりアンチエイジング効果)は
最もあると言っていいでしょう。ヒマラヤ岩塩のパワフルな効果を期待したい方にオススメだと思います。

 

発汗・デトックス効果が一番高いものは?

ここまで3種類のヒマラヤ岩塩をご紹介しましたが、中でも一番発汗・デトックス効果が高いものはなんといっても「ブラックソルト」です

 

塩素除去力があるのでお湯を肌に優しいものに変えてくれますし、その塩成分が
皮膚の表面に膜のようになって保温してくれるので汗もしっかりかきます。

 

ミネラル分が湯気をマイナスイオンたっぷりにしてくれるので、それを吸い込むだけでもデトックス効果があります

 

どのヒマラヤ岩塩もある程度そういう効果はあるのですが、中でも最強なのがブラックソルトというわけです。

 

岩塩(バスソルト)のデメリット

バスソルトとしてヒマラヤ岩塩を見た場合、残念ながらデメリットもあります。

 

使える風呂釜が限られている

硫黄分を含むので、鉄製のお風呂・24時間循環型の浴槽は使えません。

 

大丈夫なのはステンレス製のお風呂ですが、数日以上岩塩湯を放置しないという注意点があります。
沸かし直しができるお風呂でしたらお湯を抜いた後にパイプ内を水で洗浄すると良いでしょう。

 

もしどなたかにプレゼントを考える場合には、あらかじめお風呂がどんな
タイプかを知っておかねばならないのであまり向いているとは言えません。

 

硫黄の匂いがする

特にブラックソルトですが、硫黄の匂いが「温泉っぽくて良い」という方もいれば
「ちょっと匂いがダメ」だという方もいます。匂いが気になるならアロマオイルを
2〜3滴、垂らすのがおすすめです。

 

個人的に安眠効果のあるネロリオイルと美肌効果に優れたピンクソルトの組み合わせがおすすめです。

 

食品の調味料には使えない

また、これは特に守って頂きたいことですが、くれぐれもうかつに食品の調味料に使わないで下さい。

 

売っているお店・HPが「食用です」と言っているならば問題ないですが、
おそらく大半のところが「食用はご遠慮下さい」と言っていると思います。

 

どんなものもそうですが、特に食べるという行為はダイレクトに健康や命に
関ってきますから、少し神経質なくらいに注意してちょうどいいかと思いますね。

 

まとめ

ヒマラヤ岩塩には魅力的な効果がいっぱいあります。お風呂に溶かしても良し
、健康にももちろん良しと嬉しいことだらけですね。ただちょっと注意が
必要なところもあるのでここに大まかにまとめてみました。

 

かしこい使い方をして日常生活に上手く取り入れることで大自然からの
恩恵を上手に受け取りましょう。